全国でもトップクラスの長寿地域の鹿児島県奄美地方・加計呂麻(かけろま)島は、昔ながらの森林が繁茂する雄大な自然に恵まれ、全国唯一、酢に必要な酵母菌と酢酸菌が豊富に島の大気中を浮遊しています。 400年も前から中国大陸の技法が伝えられて以来、各家庭で自家製の酢が造られ、南国奄美の長寿を支えてきました。 昔ながらの技法の復活で、一時は「幻の酢」とも言われたサトウキビ100%の天然醸造酢造りが始まりました。純キビ酢は、酢1リットル中に2,900グラム以上の良質のサトウキビを用います。 昔ながらの伝統的な静置発酵法により添加物は一切使用しませんので、アミノ酸、ビタミン、ミネラルの栄養分の含有量が多いのが特徴です。栄養分は他に比べ10〜100倍の違いがあります。 また、製品になるまで2〜3年かけて熟成させるため、大量生産はできません。 まったく自然にゆだねて、自然に任せ切って作るには環境が合致しなければ出来ないのです。 まろやかで鼻にツーンとくる匂いも少なく、やわらかい味。それでいてさとうきびの甘さがほのかに感じられます。